デジタル教材作成ヒント掲示板

1. 【mimioツールの使用を前提としたデジタル掛図(パワーポイント)の作成】

投稿日時: 2010/07/06 システム管理者
 スライドショー形式の掲示するだけのデジタル掛図ではなく、未完成の掲示に『mimioツール』で書き込みを行ったり、素材を取り出して説明を行うデジタル掛図の作成が簡単に行えます。タイトルのみをつけた簡単なパワーポイントスライドショーを作り、『mimioツール』を使う、非常にシンプルなものです。『垂直線の引き方』や『面積の公式の解説』など、今までは、パワーポイントで苦労して、図形を動かして説明していたものと同様のことが、非常に簡単に行えます。

《作成事例・・・『垂直と平行の線を書こう』》 サンプルダウンロード
① パワーポイントのページ設定で、画面を16:9に設定
② パワーポイントに『mimioツール』のリンクを付ける
③ タイトル『垂直な直線の引き方』を入力し、適当な長さの水平線を引く
④ [PowerPointスライドショー(*.PPS)]で保存


 使用法は、パワーポイントのスライドショーで問題を提示し、『mimioツール』で書き込み可能な状態に変更し、三角定規を2つ出して、マウス操作で垂直線の引き方を説明しながら動かし、ペンで垂直線を実際に引いて見せるという流れになります。
 『mimioツール』の定規には、ものさし・分度器などもありますので、それらの実物を使って行っていた説明を同様にデジタル教材に置き換えることが出来ます。

※このようなデジタル掛図を複数作る場合は、②の内容のところで一端、雛形として保存して、新規作成時に利用する、又は完成したものを修正して別名で保存すると便利です。また、完成した教材は、見せるだけの教材と区別できる名前を付けるか、フォルダを作って整理することをお勧めします。

※前もって定規類を画面上に準備しておきたい場合は、mimioノートを使用することとなります。
※この方法で作った教材は、電子黒板が導入されると、指で操作できるのでもっと便利になります。