浦研ダイアリー

鉛筆 令和2年度浦添市ICTエバンジェリスト公開授業

   12月9日に行われた浦添市ICTエバンジェリスト公開授業では、学級一人一人にタブレットが配布され、ロイロノートには子供たちが作成したプレゼンテーションが格納されている状態からのスタートとなりました。国語の民話をみんなで読み、そのおもしろさについて、叙述に即してその根拠も含めてグループの仲間に紹介するという授業でした。紹介を聞くポイントとして「自分と同じところ、違うところを見つける」ことと「そこからどんな新しい発見があったかを考える」ことを提示していました。子供たちは、おもしろさについて、仲間のプレゼンテーションを手元のタブレットに提示し、紹介とともにそれを操作しながら聞いていました。仲間のプレゼンテーションを、手元で、何度も見返すことができる。これは1人1台端末の活用ならではのよさだと感じました。さらに、授業中頃には、紹介相手を交代する場面があり、その場でロイロノートの「資料を送る」機能を使って新しい相手に自分のプレゼンテーションを送り、その相手と伝え合いを行っていました。何気なく行っていることでも、子供たちの情報活用能力の高さ、慣れていく資質・能力のすごさを実感できた瞬間でした。一人一台端末を毎日、いつでも活用できる日は、もうすぐやってきます。
  
     浦添市立神森小学校 大山和生教諭
     国語 3年 「組み立てをとらえて、民話をしょうかいしよう」