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花丸 研究協力員の公開授業②

令和元年12月16日(金)13:35~14:20     授業テーマ「総合的な学習の時間:プログラミングを学習しよう『ビュートレーサー』(分類C)」
授業者:研究協力員 嘉数政人 教諭(当山小)
参観者:研究所所長,井﨑重,研究協力員(玉村教諭,中玉利教諭),金城教諭(内間小),当山小職員

【授業の流れ】
本時の目標
★前時で行った自動運転タクシーのプログラミングについて,さらにグループで役割分担しながら課題解決に向けて工夫改善を加え,
    その取組を発表する。
★課題解決に向けて,どう取り組んだかについて,その思考過程を表現できるようにする。

①前時の学習を振り返り,本時の学習の流れについて確認する。
②本時のめあて「グループで工夫したところを発表し合おう」を確認する。
③前時で取り組んでいたプログラミングについて継続して作成する。
④グループで役割分担しながら進め,思い通りの動きになっているかビュートレーサーを実際に動かしながら確かめる。
⑤学習プロセスを,ロイロノートに記録し,工夫したところなどを写真を撮り,発表準備を行う。
⑥発表会をする。
⑦ワークシートに本時の感想を書き,学習を振り返る。
⑧次時の活動について知る。

【振り返り】
◇学年で指導の統一化を図っており,これからのプログラミング教育の形態としてとても参考になった。
◇指導について動画で説明を共有し,多くの先生方と指導法の共有を図る工夫をしていた。
◇プログラミング教育の大きな目的は,「協働と創造性」である。
◇STEAM人材の育成のためには,デザイン思考をさらにプラスしてはどうか。
◇ビュートレーサーの材の特徴として,動きがたいへんなめらかである。動きに応じた場の工夫が必要ではないか。
◇子供なりの失敗体験とそれを乗り越えていくプロセスがプログラミング教育の醍醐味であるが,子供の発達段階に応じて,
    最後は「成功体験」につなげる手立てが必要ではないか。
◇プログラミングして,実際に動かすというプロセスには,その間に,「シュミレーションする」という過程がとても必要だと
    感じた。