『ICT関連情報』
校内LAN用ノートPC・校務用ノートPCについて
浦添市立小中学校に配備されている校内LAN用ノートPC【東芝 Satellite K21】と、校務用ノートPC【EPSON NJ3100】は、各教室への地デジテレビの設置と校内LAN環境の整備に伴い、様々なことが出来るようになっております。先生方がお持ちのノートPCで何が出来るのかを箇条書きで紹介し、ICT機器を活用した授業を行うためのヒントとして頂けるよう記事を掲載します。
【東芝 Satellite K21】 WindowsXP 重さ:3.1kg
【EPSON NJ3100】 Windows7 重さ:2.7kg HDMI出力端子付
できること① オフィスソフト⇒PDF
Microsoft Office2007がインストールされているので、それぞれのソフトのデータ作成だけでなく、地デジテレビへの提示・メール送付等でも活用出来るPDFの作成も簡単に行えます。
Office 2007以降ならPDF形式で保存できる
できること② 紙資料・手描き資料⇒PDF
校内LAN環境が整備され、ネットワークに接続されたドキュメントスキャナや複合機を活用して、紙資料からのPDFの作成がコピーする感覚で、手軽に行えるようになっています。複合機ならA3まで対応しているので、様々な資料をデジタル化することが出来ます。
複合機活用の勧め! 【複合機を使ってデジタル書籍を作成】
できること③ ネット資料⇒PDF
校内LAN環境が整備され、インターネットから教材作成の素材を探して、PowerPoint等で整理してPDF資料にすることも手軽に行えるようになっています。
ネットを”素材集”として活用 【インターネット素材からデジタル掛図を作成】
できること④ 校内LANコンテンツ⇒地デジテレビ提示・PDF化
校内LAN環境が整備され、NASサーバに設置した電子教科書・収集した教材・①②③で作成したPDF資料等も、手軽に地デジテレビに提示できるようになっています。校内LANコンテンツ(エデュモール・ラインズ等)やその他ソフトなど、提示できるもの全てをPrintScreenで画像として取り込みPDFとして活用することも出来ます。
電子教科書環境整備 完了 NASサーバ教材 パソコンで表示されるものをPDF化 ICT活用事例
※HDMI端子を装備した【EPSON NJ3100】は、HDMIケーブル1本で鮮明な画像と音声を送れるため、さらにお手軽です。
できること⑤ 学校所有の素材集活用
各小中学校に配備されている電子黒板【アクティブボード】と【mimio】の素材集をインストールして使用することが出来ます。
デジタル教材作成に使える ソフト紹介 【mimioツールからデジタル掛図を作成】 【アクティブボード】を使ってPDFを作成
学校に配備されているノートPCは、校内LAN環境の整備と、地デジテレビ・複合機・電子教科書などの新たなハードやソフトの導入で機能アップしております。それに気づいた先生方は、ほとんどの授業で、理解を深めるための資料や興味を高めるための資料を地デジテレビに提示して学校に配備されたICT機器をフルに活用されています。
学校に配備されているノートPCやデスクトップPCに、私物の【ワイヤレスキーボード】や【ワイヤレスマウス】を接続して使用している先生や、ノートPCを無線で地デジテレビに提示することを検討されている方もいらっしゃるようです。また、更に進んだ使い方として、学校に配備されているノートPCで作成したデータをPDFの形でiPad2やiPhone4S等の情報端末に読み込み、無線で地デジテレビに掲示されている方もおられます。
HDMIの無線化プレゼン!
HDMI端子を持つ【EPSON NJ3100】で可能。
ワイヤレスUSBプレゼン
PC側にUSB接続の送信機・地デジテレビ側にHDMI接続の受信機で、PCの画像と音声をワイヤレスで送信。
iPad2 / iPhone4Sと校内LAN用ノートPCの違いについて
港川小学校でiPhone4Sを使った授業!
港川小学校でiPad2を使った授業!
学校内のノートPCのうち、【EPSON NJ3100】は、Windows7ということと、新しいPCなので不安という理由などで敬遠される方もおられるようですが、HDMI出力端子を装備しているので、地デジテレビとHDMIケーブルさえあればどこでもノートPC内のデータの提示が簡単に行える優れたノートPCです。 ※HDMIケーブルは、バルク品で500円~1,000円程度で購入出来ます。
それに加えて、標準添付の動画編集ソフトが使いやすいそうなので、頻繁に地デジテレビに提示を行う方や、動画編集をなさる先生に使って頂くことで能力を最大限に引き出せると思います。【EPSON NJ3100】が当たった方は、HDMIケーブル接続の手軽さと、鮮明な画像・音声をご確認下さい。
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【カメラアプリ】の使い方
iPad / iPad mini / iPhone / iPod Touch の【カメラアプリ】の使い方について掲載します。
iPad / iPad mini にはフラッシュが無く、HDR機能とパノラマ撮影機能がありませんが、その他の部分は共通です。iPod Touch5Gを使って説明するので、iPad / iPad mini の場合はフラッシュ、HDR機能、パノラマ撮影機能の説明は読み飛ばしてください。
撮影のコツを理解することで、綺麗な写真・意図した写真が撮影できます。iPad / iPad mini / iPhone / iPod Touch をお持ちの先生方は是非お試しください。
左からフラッシュの切り替え(iPhone / iPod Touch のみ)、オプション、フロント・リアカメラの切り替え、カメラ・ビデオの切り替えボタンが並んでいます。
フラッシュは自動・オン・オフの切り替えができます。通常は自動で、逆光などの際にはオン、ロウソクのあかりなど、暗い雰囲気を撮影したい場合はオフを指定します。
オプションにはグリッド、HDR機能(iPhone / iPod Touch のみ)、パノラマ機能(iPhone / iPod Touch のみ)の切り替えがあります。
1.ピントと露出
画面をタップして特定の場所にピントと露出を合わせることができる。明るい場所をタップすると写真が暗めになり、暗い場所をタップした場合は写真が明るめになる。タップすると青い線で四角い枠が表示され、ピントが合ったら枠が消えるので、その後に撮影。長押しすると、ピントと露出を固定することもできる。普通のカメラと違い、ボタンを離したタイミングで撮影されるので、撮影ボタンを押さえたまま撮影に備え、撮りたい場面で指を離す方法で撮影する。
2.ズーム
2本指でタッチして指の間を広げていくとズーム。デジタルズームなので画像が粗くなるので、同じ画角の写真が必要な場合ズームなしで撮影して、あとでトリミングした方が画像が綺麗な場合が多い。
3.HDR撮影(iPhone / iPod Touch のみ)
HDR撮影は、逆光の窓際など、コントラスト比の高い写真の撮影の際、明るめと暗めの写真を1枚ずつ撮り、適正部分を合成するもの。白飛びや黒つぶれがしにくくなり、コントラスト比の高い写真もキレイに撮れる。HDR写真と同時に、通常露出の写真も保存される。(通常露出の写真を残さない設定も可能。)
4.グリッド
グリッドは画面を9マスに分けた線を表示し、水平や垂直に合わせた構図を決めやすくします。
5.パノラマ(iPhone / iPod Touch のみ)
撮影ボタンを離して本体を横に動かすことでパノラマ写真が撮影されます。
※今のところピントと露出は同じ場所となります。ピントと露出を別の場所にした写真を撮影する場合は別のカメラアプリが必要です。
プロジェクターとiPad mini 【iProjection】の接続方法
①プロジェクターの電源を投入後、ホーム画面の [設定] をタップ、Wi-Fi をプロジェクターにあわせる
②[プレゼン関連] の中にある【iProjection】をタップ、[プロジェクター] をタップしてプロジェクターを選ぶ
接続が完了すると、iPad mini の【iProjection】でプロジェクターを無線コントロールすることも可能。接続機器を切り替えたり、ボリュームをコントロールすることができます。
プロジェクターにパソコンとHDMI機器(実物投影機・DVD等)をつないで【iProjection】と切り替えながら投影することも可能です。
これで基本設定は完了。以前紹介した活用法を試して頂けます。
校内LANに依存しない接続のため、個人所有の iPad / iPad mini / iPhone / iPod Touch でもお試し頂けます。
【iProjection】 の使い方③《Safari→PDF》 ・・・ネットで探したPDF資料の活用。
【iProjection】 の使い方④《Dropbox→PDF》 ・・・PCで作成したPDF資料の活用。
【iProjection】 の使い方⑤《iTunes→PDF》 ・・・面倒なのでお勧めしません。
【iProjection】 の使い方⑥《Webへの書き込み》 ・・・オンラインで威力を発揮。使用頻度は低い?
【iProjection】 の使い方⑦《Safari→PowerPoint→PDF》 ・・・ネットで探したPPT資料の活用。e-Teachers のフラッシュ教材などが活用できます。
【Documents by Readdle】の使い方
学校用 iPad mini にもインストール済みの【Documents by Readdle】の使い方がまとめてあるページを掲載します。複数のクラウドストレージを活用する場合にも役立つアプリなので、是非お試しください。
Documents by Readdle 【AppBank】 AppBank より
Documents 5 「iPad大人の活用術」より
Documents by Readdle 《ユニバーサルアプリ》
Dropbox、iCloud、GoogleDrive、SkyDriveを登録して自動同期にすると、パソコンでアップロードしたデータがすぐに閲覧できます。
【Toaster PRO】で AirPlay ミラーリング
①iPad mini の設定でWi-FiをToaster PROに変える
②地デジテレビやHDMI付きのプロジェクターにAppleTVを接続
③設定 ⇒ 一般 ⇒ ネットワークでWi-Fi をToaster PROに変える
④Toaster PRO のパスワードを入力し、しばらく待つと ”失敗” と表示されるので、『インターネット接続せずに続ける』を選択
⑤ホームボタンをダブルタップして下の部分を右にスワイプするとミラーリングのボタンが表示されているので、タップしてAppleTVを選ぶ
【Toaster PRO】の使い方
②iPad mini の設定でWi-FiをToaster PROに変え、専用アプリ【Fun Toaster HD】を起動
③表示されたSDからデータの閲覧・コピーが可能
一連の操作を動画で撮影して、iMovie で編集、浦添市立教育研究所のYoutube チャンネルに登録してみました。ビデオを見れば操作はすぐに理解できると思います。使用する予定のある方は、是非ご覧ください。
研究所の iPad mini と、学校用 iPad miniは同じ環境に整えてありますので、同じことが出来ます。
※学校内ではToaster PRO無しでAirPlay ミラーリングができる環境です。
【実物投影機】の使い方②
実物投影機をビデオカメラがわりに使用する事例を紹介します。
ICT機器活用授業 【内間小】
QPC60Aユーザーズマニュアル
QPC60A簡易マニュアル
Princeton QPC60A
【実物投影機】の使い方①
新規導入機器・電子教科書活用講習でお話した、筆使いの指導を想定した実物投影機のセッティングを紹介します。
実物投影機を地デジテレビにHDMIケーブルで接続し、筆使いの様子を投影するセッティングです。授業の前にこのセッティングを行なっておけば、先生が書くお手本が地デジテレビに映し出され、説明する声も地デジテレビから流れます。前もってSDカードに録画しておくと、当日のセッティングは、実物投影機と地デジテレビをHDMIケーブルで接続するだけです。
授業の流れを考えると、前もって動画に記録しておくと便利に活用できそうです。
この動画をNASサーバーに保存しておくと、他の先生方も自由に活用することができる教材動画となります。
実物投影機のカメラの場所に小型のホワイトボードを置いて、見せたいものを置き、ホワイトボードマーカーで書き込むと、電子黒板的な使い方が可能となります。
QPC60Aユーザーズマニュアル
QPC60A簡易マニュアル
Princeton QPC60A
【Video 2 Photo】の使い方
学校用 iPad mini にインストール済みの【Video 2 Photo】について、使い方を掲載します。
このアプリは、動画から写真を抜き出すアプリで、動画も写真も必要な場合にとりあえず動画の撮影に専念し、あとでその動画から静止画を作成できます。遠足・セカンドスクール・修学旅行・学芸会など、動画も写真も両方残しておきたいという先生方に役立つアプリだと思います。
スナップを撮るように、いい場面を数分間こまめに動画で撮影しておけば、動画編集に使える素材も、写真素材も両方手に入ります。バットスイングや、サーブなど、動きの中からコマ撮りの写真を取り出すのにも使えます。
①起動すると撮影された動画の一覧が表示されるので、写真を切り出す動画をタップ。
②下のスライダーで大まかな場所を指定し、細かな選択はフリックでひとコマずつ行なう。
③画像をタップすると書き出す画面になり、そのまま写真にすることも、一部を切り取って写真にすることも可能。
※学校用 iPad mini にインストール済みのその他のアプリも、試してみると操作は簡単で、アプリの紹介に示された作業が行なえます。是非お試しください。
画面右上からログインしてください。ログイン方法は各学校の情報担当にご確認ください。
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