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沢岻小学校の校内研 電子黒板を活用して「数量的感覚」を育む
教師が手際よく電子黒板に図や文字を映しだし、子ども達の思考、判断、表現する活動を支援していました。
その後、ワークショップ型の授業研究会が行われ、指導助言で、研究所の方から、ICT機器を活用することの意義や留意点について、県教育センターの高木研究主事からは、授業観、めざす児童の姿、身につけさせたい力、本時の指導についての話がありました。
適応指導教室「いまぁじ」 いきいきキャンプへ出発
教具・文具として使用できるiOS機器について
iPadやiPhone4SなどのiOS機器は、教師がノートパソコンの替わりに使用するプレゼン作成・提示機器として、また、将来的には児童生徒の『文具』的な情報端末として注目されています。
教具・文具として使用できるiOS機器は複数あるため、どれを選べば良いのか迷われている先生方の声をよく耳にします。校内研修などの際にプレゼンツールとしてiPad2を使用した際、研修終了後にiOS機器について質問されることも増えてきましたが、簡単にしかお答えできていないので、教具・文具として使用できるiOS機器を列記してその特徴を記事として記載します。
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新型iPod touch について
iPod touchは、音楽プレーヤーとしてのイメージが強いのですが、アプリを導入する事でノートPCと同様のことが可能となるポケットコンピューターのような機器です。
無線LANが使える環境ならインターネットに接続してWebサイトを閲覧したりメールの送受信も可能。プレゼン・表計算・ワープロアプリで資料作成を行ったり、写真や動画を撮影して動画編集を行うなど、ノートパソコンで行う作業のほとんどをiPod touchに置き換えることができます。
2年前に発売されたiPod touch 4Gでも同様のことはできましたが、プロセッサーが古く(Apple A4)、メモリが少ない(256MB)ため、作業のもたつきやアプリの挙動が不安定になる場合があり、また、地デジテレビに無線で投影する 『AirPlayミラーリング』 にも対応していないので、教具として活用できる機器としてiPod Touch を紹介してきませんでした。
今回発表された iPod touch 5G は、次の比較表のとおりiPad2のスペックと同等、もしくはiPad2のスペックを超える部分があり、教具として活用できる機器となっています。
【iPad2と新型iPod touchの比較表】
10月に発表されるとうわさのiPad miniもiPad2並みのスペックであれば、教具として活用できる機器となりそうです。
Touch Lab にiPadとiPad mini、iPad mini と iPhone5 の大きさを、iPad mini のモックアップを使って比較する記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
『Skitch』がiPhone / iPod Touch に対応!
『Skitch』は、これまでMac版・Android版・iPad版がリリースされていましたが、なかなかリリースされなかったiPhone版が、iPad版のユニバーサル化という形で登場しました。『Skitch』は、写真やスクリーンキャプチャに簡単に図形や矢印、テキストを書き加えることができるアプリ。Keynote等のアプリで使用する素材を作成するツールとして、また、机間巡視で撮影した画像をAirPlayミラーリングで地デジテレビに提示して書き込みながら説明するツールとして紹介しました。
撮影した画像にそのまま線が引けるアプリ (2012/02/28 記事掲載)
手書きメモ追加アプリ 『Skitch for iPad』 (2011/12/23 記事掲載)
『Skitch』 のユニバーサル化で、iPhone4S や iPhone5 、これから登場する iPod Touch 5G でも、机間巡視しながら子どもたちのノートや発表資料を撮影してAirPlayミラーリングで地デジテレビに無線提示して書き込みを行いながら説明したり、ネットから素材をキャプチャーして説明を加えた画像の作成が手軽に行えます。『Skitch』 は、無料のアプリなので、iPad / iPhone / iPod Touchをお持ちの方は、是非お試し下さい。